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日曜祝日診療・上新庄・だいどう豊里・大桐2丁目・豊新でO脚矯正、腰痛、肘痛、筋膜治療を行う鍼灸整骨院

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2015年 9月23日 薬膳 栗(くり)


今日はくりについて。


❶自然の属性

寒熱性・・・温性です。

昇降・收散・潤燥性・・・収斂の作用があります。

臓腑性・・・脾・胃、腎に作用します。

五味性・・・甘味の作用があります。

毒性・・・無毒


❷東洋医学的効能

補腎強筋(ほじんきょうきん)
   ・・・腎を補養し、筋肉や関節を丈夫にする。

活血止血(かっけつしけつ)
   ・・・血行を良くし、うっ血性の出血を止める。


❸現代医学的効能

抗酸化作用
   ・・・くりの渋皮にはタンニンがふくまれ、強い抗酸化作用
      がある。

ガンの抑制作用
   ・・・渋皮のタンニンにはガン細胞の増殖をおさえるはたらき
      があると言われています。


❹体質相性の解説

くりは胃腸を丈夫にし、血行を良くするはたらきがあるため、胃腸の
弱い虚弱体質のかたや血行の悪いかた、冷え性のあるかたの慢性下痢
に良いのですが、食あたりなどの急性下痢には効果はありません。
また、消化しにくいため、便秘のあるかたはひかえめに。小児の場合
毎日少しずつ食べると発育にいいのですが、食べ過ぎると消化不良に
なり、便秘をひき起こしやすいので控えめに。
毎日、少しずつとると良いでしょう。


❺栄養素の上手なとり方

くりは生でもゆがいても消化しにくいものなので、健康なかたでも、
1日に食べる量は10個程度にとどめ、ゆっくりとよくかんで。
ビタミンC、B1などが豊富でくりの黄色い色素はカロチノイドです。
渋皮はタンニンを多くふくみ、抗菌作用などがあります。


今回の薬膳解説は以上です。


参考文献:「薬膳」 源草社
     「東方栄養新書」 メディカルユーコン