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日曜祝日診療・上新庄・だいどう豊里・大桐2丁目・豊新でO脚矯正、腰痛、肘痛、筋膜治療を行う鍼灸整骨院

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2015年9月17日 薬膳 蓮根(れんこん)


今日は、レンコンについて。

❶自然の属性

寒熱性・・・平性です。

昇降、収散、潤燥性・・・潤、収斂の作用があります。

臓腑性・・・心、肝、脾、胃に作用します。

五味性・・・甘味、渋味の作用があります。

毒性・・・無毒

❷東洋医学的効能


清熱解暑(せいねつげしょ)(生)
・・・体内にこもった余分な熱をさまし暑気当たりを解消。

生津止渇(せいしんしかつ)(生)・・・のどを潤して、渇きを収める。

解酒毒(げしゅどく)(生)・・・酒の毒を解消する。

健脾養胃(けんぴようい)・・・胃腸を丈夫にする。

止痢(しり)(加熱)・・・下痢を止める。

涼血散オ(りょうけつさんお)(加熱)・・・血の中にこもった余分な熱を除き血行を良くする。

止血(しけつ)(炭)・・・出血を止める。

養血(ようけつ)・・・血を養う。

安五臓(あんごぞう)(加熱)・・・五臓を整える。

❸現代医学的効能


止血作用
・・・レンコンのでんぷんは止血作用を持ち、出血時間の短縮を認める。

貧血の改善作用

胃潰瘍、痔など出血疾患を改善する作用

❹体質相性の解説

レンコンはどの体質の方にも、適度な量をとるなら害のない食材ですが、消化しにくいため、食べ過ぎちゃうとお腹が張りやすいので気をつけましょう。妊婦は産後、生ものや冷たいものは禁忌ですが、レンコンは例外です。というのは、生のレンコンは血をめぐらせる作用を持つからです。

❺栄養素の上手なとり方

レンコンのビタミンCや胃腸の炎症を改善するタンニンなどの栄養素は酸化しやすく水に溶けやすいので、あく抜きやゆでる時は手早くするのがポイントです。食物繊維が豊富で、タウリンを多く含む魚介類と一緒に食べると、タウリンの吸収をうながし肝臓を強化し、コレステロール値を下げる効果があります。

❻栄養素紹介

ムチン・・・新鮮なレンコンを割った時、糸を引くような粘着質がみられます。これはムチンという水溶性の糖タンパクで粘膜を潤して胃腸の粘膜を保護します。またタンパク質や脂肪などの消化をうながし飲み過ぎ、食べ過ぎによる胃のもたれや胸やけを軽くする効果があります。

カリウム・・・利尿して血圧を下げる効果があります。

ビタミンC・・・抗酸化作用と粘膜を丈夫にするコラーゲンの合成を助ける作用、血管の壁を丈夫にする作用があります。

❼豆知識

レンコンはあらゆる部分が薬として用いられます。花のメシベは強腎に、節は止血に、蓮の実は胃腸を丈夫にして安眠効果、果托は血のめぐりに良く、茎は母乳の出を良くし、葉と花は暑気あたりの解消にききます。
今回の薬膳の紹介は以上です。

参考文献:「薬膳」 源草社

       「東方栄養新書」 メディカルユーコン